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JLPT N1 文法「~とはいえ」

逆接の確定条件を表し、「~と言っても(実際は)」「~ではあるけれども」という意味です。前項の事実や名目、言葉を一度認めた上で、それから予想されるイメージとは異なる制限的な事実や話し手の見解を述べます。

JLPTレベル:N1
文法項目:~とはいえ
関連問題:1

代表例題

経営が独立した(  )、親会社からの資金援助なしには成り立たないのが現状だ。

選択肢

  1. とはいえ
  2. といえども
  3. ながらも
  4. つつも

正解:1

解説

【接続】

名詞 / 動詞・形容詞の普通形 + とはいえ

【意味】

逆接の確定条件を表し、「~と言っても(実際は)」「~ではあるけれども」という意味です。前項の事実や名目、言葉を一度認めた上で、それから予想されるイメージとは異なる制限的な事実や話し手の見解を述べます。

【解説・使い分け】

1. ある事実を認めた上で、その程度や範囲を補足・修正する際に使われます。2.「名目と実態の乖離」に焦点を当てる表現です。3.「~といっても」よりも硬い響きがあり、ビジネス、評論、レポートなどでよく使われます。4. 前項には、社会的に定まった事実や肩書き、評価などが来ることが多いです。

【例文】

1. 不況は脱したとはいえ、家計の厳しさは変わっていない。
2. 料理が得意とはいえ、百人分の食事を作るのは大変だ。

【本問題の解説】

「経営が独立した」という事実はあるが、実際には「資金援助が必要」という、独立という言葉のイメージとは異なる実態を述べているため、「とはいえ」が最適です。

学習ポイント

  • 前項の事実を認めた上での制限や修正
  • 名目と実態の差を指摘する際に効果的
  • 「~といっても」の硬い表現

FAQ

    • q: 「~といっても」と何が違いますか?
    • a: 意味は同じですが、使用される場面が違います。「といっても」は日常会話でも使われますが、「とはいえ」は書き言葉や改まった会話で使われる硬い表現です。