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JLPT N1 文法「~すら / ~ですら」

「~という極端な例ですらそうなのだから、他は当然そうだ」という強調を表します。「さえ」とほぼ同じ意味ですが、より硬い表現で、否定的な文脈や驚きを伴う極端な状況で使われる傾向があります。

JLPTレベル:N1
文法項目:~すら / ~ですら
関連問題:1

代表例題

超一流のプロ(  )苦戦するほどの難コースを、彼は見事に攻略した。

選択肢

  1. だに
  2. ですら
  3. たりとも
  4. ごとき

正解:2

解説

【接続】

名詞(+助詞)+すら / ですら

【意味】

「~という極端な例ですらそうなのだから、他は当然そうだ」という強調を表します。「さえ」とほぼ同じ意味ですが、より硬い表現で、否定的な文脈や驚きを伴う極端な状況で使われる傾向があります。

【解説・使い分け】

1.「さえ」に比べて文章語的で、文学的な表現や公式なスピーチなどで好まれます。2.「こんな簡単なことすらできない」のように、程度が低いことができない驚きや、「専門家ですら分からない」のように高い壁を強調する際に効果的です。3.「ですら」は断定の助動詞「だ」が加わっているため、名詞をより強く提示する響きがあります。

【例文】

1. 自分の名前すら書けないほど、彼はひどく衰弱していた。
2. 親友にですら打ち明けられない秘密がある。

【本問題の解説】

「超一流のプロ」という、通常では考えにくい高いレベルの対象を引き合いに出して、コースの難易度を強調しているため、強調の「ですら」が正解です。

学習ポイント

  • 極端な例示による強調の文章語
  • 硬い表現や格調高い場面で使用
  • 「さえ」とのニュアンスの差に注目

FAQ

    • q: 「すら」と「さえ」は完全に言い換えられますか?
    • a: 多くの場合可能ですが、「~さえ~ば」のような仮定の形や、命令・勧誘の文脈では「さえ」が使われます。「すら」はより客観的な記述や文学的な強調に向いています。