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JLPT N1 文法「~もさることながら」

「~もそうだが、さらに~も」という意味です。前項の事柄が重要であること、優れていることを認めた上で、さらに別の(あるいはもっと重要な)後項を強調したいときに使います。

JLPTレベル:N1
文法項目:~もさることながら
関連問題:1

代表例題

このレストランは、料理の味(  )、店内の雰囲気も素晴らしい。

選択肢

  1. なりに
  2. もさることながら
  3. はおろか
  4. にとどまらず

正解:2

解説

【接続】

名詞 + もさることながら

【意味】

「~もそうだが、さらに~も」という意味です。前項の事柄が重要であること、優れていることを認めた上で、さらに別の(あるいはもっと重要な)後項を強調したいときに使います。

【解説・使い分け】

1. 前項には、誰もが認める当然の事実(味の良さ、美しさなど)が来ます。2. 後項には、前項に加えて話し手が特に注目してほしい部分、あるいは見落とされがちな部分が来ます。3.「Aはもちろん、Bはもっと~だ」という論理的な重みを持たせる表現です。

【例文】

1. この仕事は、やりがいもさることながら、給料の良さも魅力だ。
2. 彼は学歴もさることながら、その誠実な人柄が評価されている。

【本問題の解説】

「料理の味」という当然の評価ポイントを挙げつつ、さらに「雰囲気」の素晴らしさを強調しているため、「もさることながら」が最適です。

学習ポイント

  • 前項の事実を認めた上で後項に重点を置く
  • 評価の多面性と強調点の移動を表す
  • 前項には一般的に認められた価値が来やすい

FAQ

    • q: 「だけでなく」との違いは何ですか?
    • a: 「だけでなく」は単なる情報の追加ですが、「もさることながら」は「~については言うまでもないが」と一度肯定することで、後項をより効果的に際立たせることができます。