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JLPT N2 文法「皮切りに」

ある出来事を始まりとして、同じようなことが次々と起こり、発展していく様子を表します。「~をスタートとして」という意味です。

JLPTレベル:N2
文法項目:皮切りに
関連問題:1

代表例題

東京公演を(  )、全国10か所でコンサートが行われる予定だ。

選択肢

  1. 皮切りに
  2. はじめとして
  3. きっかけに
  4. 中心に

正解:1

解説

【接続】

名詞 + を皮切りに / を皮切りにして / を皮切りとして

【意味】

ある出来事を始まりとして、同じようなことが次々と起こり、発展していく様子を表します。「~をスタートとして」という意味です。

【使い分け・解説】

「一つのきっかけが次々と連鎖していく」という発展性を強調します。全国ツアー、シリーズ展開、店舗の拡大など、勢いのあるプラスの展開に使われることが多いです。個人的なことよりも、社会的なニュースやビジネスの拡大について述べる際に適しています。

【例文】

1. 彼はこのヒット曲を皮切りに、次々と人気曲を世に送り出した。
2. 1軒の店のオープンを皮切りに、この地域には新しい店が続々と増えていった。

【本問題の解説】

「東京公演」を皮切り(スタート)として、その後全国10か所で同様のコンサートが展開されるという文脈であるため、「を皮切りに」が正解です。「はじめとして」は代表例を挙げる表現であり、展開の勢いを表す本句とは異なります。

学習ポイント

  • 前項がシリーズ化された活動の出発点
  • 後項には同種の事柄の連続や拡大が来る
  • 社会的なニュースや勢いのある展開に使われる

FAQ

    • q: 「~をきっかけに」との違いは何ですか?
    • a: 「きっかけ」は変化の動機(病気をきっかけに禁煙する等)を表し、後項は同種である必要はありません。「皮切り」は「シリーズの第一弾」であることを表します。