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JLPT N1 文法「~余儀なくされる」

「(ある事情によって)どうしても~しなければならない状況に追い込まれる」という意味です。自分の意志とは関係なく、外部からの避けられない事情によって、不本意ながらある行動をとらざるを得なくなったことを表します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~余儀なくされる
関連問題:1

代表例題

突然の豪雨により、登山隊は山頂アタック計画の中止(  )。

選択肢

  1. を余儀なくさせた
  2. を余儀なくされた
  3. でなくて何だろう
  4. 以外の何物でもない

正解:2

解説

【接続】

名詞 + を余儀なくされる

【意味】

「(ある事情によって)どうしても~しなければならない状況に追い込まれる」という意味です。自分の意志とは関係なく、外部からの避けられない事情によって、不本意ながらある行動をとらざるを得なくなったことを表します。

【解説・使い分け】

1. 主語は「影響を受ける人や組織」になります。2.「余儀(他の方法)」が「ない」状態、つまり選択肢がないことを強調します。3.「~ざるを得ない」に比べて非常に硬い表現で、ニュースや公式な報告などで多用されます。4. 受動態の「される」を使うことで、状況によって強制されたというニュアンスを明確にします。

【例文】

1. 彼は怪我のため、現役引退を余儀なくされた。
2. 深刻な経営不振により、その企業は工場の閉鎖を余儀なくされた。

【本問題の解説】

「豪雨」という外部の不可抗力によって、登山隊が計画を「中止」せざるを得ない状況になったことを述べているため、受動表現の「を余儀なくされた」が正解です。

学習ポイント

  • 外部の事情による不本意な強制の強調
  • 主語は行為の主体(被害を受ける側)
  • 「を余儀なくされる」の形を固定で覚える

FAQ

    • q: 「~を余儀なくさせる」との違いは何ですか?
    • a: 「させる(使役)」は状況や原因が主語になり、「される(受動)」は人や組織が主語になります。意味合いは同じですが、視点が異なります。