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JLPT N1 文法「~をよそに」

「~に関係なく(無視して)」「~を気にしないで」という意味です。周囲の人の意見、心配、期待、あるいは世の中の状況などを無視して、勝手にある行動をとる様子を表します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~をよそに
関連問題:1

代表例題

国民の不安(  )、政府は増税案を閣議決定した。

選択肢

  1. いかんによらず
  2. をよそに
  3. をものともせず
  4. なくしては

正解:2

解説

【接続】

名詞 + をよそに

【意味】

「~に関係なく(無視して)」「~を気にしないで」という意味です。周囲の人の意見、心配、期待、あるいは世の中の状況などを無視して、勝手にある行動をとる様子を表します。

【解説・使い分け】

1.前項には「期待、心配、抗議、反対」などの他者からの働きかけや感情が来ます。2.批判的なニュアンスが含まれる場合や、単に周囲と無関係に事態が進む描写に使われます。3.「~をものともせず」が困難に立ち向かう「強さ」を表すのに対し、「~をよそに」は周囲に対する「無関心・隔たり」を強調します。4.主語は個人だけでなく、政府や組織になることも多いです。

【例文】

1. 彼女は親の反対をよそに、勝手に学校を辞めてしまった。
2. 住民の強い抗議をよそに、巨大なマンションの建設が始まった。

【本問題の解説】

「国民の不安」という周囲の声や感情を無視して、強引に政策を進める政府の様子を描写しているため、「をよそに」が最適です。

学習ポイント

  • 他者の感情や声を無視する態度の強調
  • 批判的あるいは突き放したような客観的描写
  • 「期待・心配・反対」などの名詞に接続

FAQ

    • q: 動詞に接続できますか?
    • a: 基本的には名詞に接続します。動詞を使いたい場合は「~するのをよそに」のように名詞化する必要があります。