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JLPT N1 文法「~といえども」

逆接の確定条件、または仮定条件を表し、「~であっても」「~とはいえ」という意味です。極端な立場や身分、あるいは事実を提示し、「そのような条件であっても、例外ではない」と強調する際に使われます。

JLPTレベル:N1
文法項目:~といえども
関連問題:1

代表例題

いかに経験豊富な専門家(  )、これほど複雑な問題を短期間で解決するのは至難の業だ。

選択肢

  1. とはいえ
  2. といえども
  3. ものを
  4. つつも

正解:2

解説

【接続】

名詞 / 動詞・形容詞の普通形 + といえども

【意味】

逆接の確定条件、または仮定条件を表し、「~であっても」「~とはいえ」という意味です。極端な立場や身分、あるいは事実を提示し、「そのような条件であっても、例外ではない」と強調する際に使われます。

【解説・使い分け】

1. 非常に格調高い文章語で、日常会話よりも硬い書き言葉やスピーチなどで好まれます。2.「いかに・たとえ・どんなに」などの副詞と呼応することが多いです。3. 前項で認められる権威や事実を引き合いに出し、それに基づいても解決できない、あるいは守らなければならない義務などを後項で述べます。4.「~とはいえ」が単なる事実の補足に近いのに対し、「といえども」は「~という特別な立場であっても」という強い強調が含まれます。

【例文】

1. 親といえども、子供のプライバシーを無断で侵害することは許されない。
2. 休日といえども、受験生である私に休んでいる暇はない。

【本問題の解説】

「経験豊富な専門家」という高いレベルの対象を挙げ、「それでも解決は難しい」という例外のない困難さを描写しているため、「といえども」が正解です。

学習ポイント

  • 格調高い文章語で、極端な例示による強調を行う
  • 「いかに」「たとえ」等の副詞との共起が多い
  • 立場を超えた事実や規範を述べる

FAQ

    • q: 「といえども」と「とはいえ」の使い分けは?
    • a: 意味は近いですが、「といえども」は「~という立派な立場の人でも」のような強い強調に向き、「とはいえ」は「事実はそうだが、実際は~」という情報の修正や補足に使われることが多いです。