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JLPT N1 文法「~たりとも(……ない)」

「たとえ~というわずかな数量であっても、絶対に~ない」という強い否定を伴う強調を表します。最小限の単位を挙げて、その範囲における例外を一切認めない姿勢を示します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~たりとも(……ない)
関連問題:1

代表例題

国家予算は国民の血税であり、一円(  )無駄にすることは許されない。

選択肢

  1. たりとも
  2. だに
  3. すら
  4. ごとき

正解:1

解説

【接続】

最小単位の数量詞 + たりとも

【意味】

「たとえ~というわずかな数量であっても、絶対に~ない」という強い否定を伴う強調を表します。最小限の単位を挙げて、その範囲における例外を一切認めない姿勢を示します。

【解説・使い分け】

1.前項には必ず「一滴」「一秒」「一円」「一人」などの最小単位が来ます。2.後ろには必ず打ち消しの表現が来ます。3.法的な義務、道徳的な厳守、あるいは非常に強い個人的な決意を述べる場面で使われる硬い表現です。

【例文】

1. 敵に包囲されている。一人たりとも逃がしてはならない。
2. 締め切り間際なので、一分たりとも無駄にはできない。

【本問題の解説】

「一円」という最小の金銭単位を挙げて、それを「無駄にしない」という厳格な姿勢を強調しているため、1の「たりとも」が適切です。

学習ポイント

  • 「一+単位」の数量詞に接続
  • 後文は強い否定表現が必須
  • 厳格な態度や不退転の決意の表明

FAQ

    • q: 「たりとも」は大きな数字に使えますか?
    • a: 使えません。必ず「一秒」「一円」のように、これ以上小さくできない最小の単位に使います。大きな単位には使いません。