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JLPT N1 文法「~なしに(は)」

「~がない状態で」「~をしないで」という意味です。後項の動作が行われる、あるいは事態が成立するために、前項が不可欠な前提条件であることを表します。また、前項を欠いたまま何かを行うことが不適切である、あるいは不可能であることを示唆します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~なしに(は)
関連問題:1

代表例題

事前の断り(  )、他人の敷地に立ち入ることは法律で禁じられている。

選択肢

  1. なしに
  2. とあれば
  3. ようものなら
  4. に即して

正解:1

解説

【接続】

名詞 + なしに(は) / 動詞辞書形 + ことなしに(は)

【意味】

「~がない状態で」「~をしないで」という意味です。後項の動作が行われる、あるいは事態が成立するために、前項が不可欠な前提条件であることを表します。また、前項を欠いたまま何かを行うことが不適切である、あるいは不可能であることを示唆します。

【解説・使い分け】

1.「~なしに」は付随的な状況(AがないままBをする)を説明し、「~なしには」は「もしAがなければBは成立しない」という条件性を強めます。2.非常に硬い文章語的表現です。3.社会的なルールや法律、一般的な原理原則を述べる際によく使われます。4.「~ないで」に比べて抽象度が高く、重みのある表現です。

【例文】

1. 彼は誰にも相談することなしに、突然会社を辞めてしまった。
2. 現代社会において、インターネットなしに生活することは考えられない。

【本問題の解説】

「事前の断り(許可)」という前提条件を欠いた状態で立ち入る行為が、法律で禁じられているという公的なルールを述べているため、「なしに」が正解です。

学習ポイント

  • 前項が後項の不可欠な前提であることを示す
  • 公式な文章やルール説明で使用される硬い表現
  • 「~ないで」の格調高い言い換え

FAQ

    • q: 「~なしに」と「~なしには」は入れ替え可能ですか?
    • a: 強い前提条件(~がなければ~できない)を述べる場合は、後ろに否定表現を伴う「~なしには」が適切です。単なる付随状況の説明なら「~なしに」が自然です。