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JLPT N1 文法「~んばかりだ」

「今にも~しそうな様子だ」「まるで~するかのように」という意味です。実際にはそうしていないが、そうなってもおかしくないほどの強い程度や様子を比喩的に表します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~んばかりだ
関連問題:1

代表例題

彼は私の顔を見るなり、今にも殴りかから(  )勢いだった。

選択肢

  1. んばかりの
  2. に足りる
  3. てかなわず
  4. てはいられず

正解:1

解説

【接続】

動詞の未然形 + んばかりだ(に/の)。※「する」は「せんばかり」となる。

【意味】

「今にも~しそうな様子だ」「まるで~するかのように」という意味です。実際にはそうしていないが、そうなってもおかしくないほどの強い程度や様子を比喩的に表します。

【解説・使い分け】

1. 状態の描写:外見や表情、雰囲気から伝わる迫真の様子を描写します。2. 文法的機能:多くの場合「~んばかりに(副詞的)」「~んばかりの(連体修飾)」の形で使われます。3. 定型表現:「言わんばかり(実際には言っていないが、態度が物語っている)」「割れんばかり(今にも割れそうなほど激しい拍手)」などの慣用的な使い方が定着しています。4. 小説や文芸的な記述において、臨場感を出すために多用されます。

【例文】

1. 彼女は「出て行け」と言わんばかりに、ドアを指差した。
2. 割れんばかりの拍手が会場に響き渡った。

【本問題の解説】

「殴りかかる」という動作が今にも起きそうなほど激しい「勢い」を形容しているため、比喩的な極限状態を表す「んばかりの」が正解です。

学習ポイント

  • 今にも何かが起こりそうな迫真の状態の提示
  • 極端な程度の比喩的表現
  • 表情や雰囲気の躍動感ある描写に有効

FAQ

    • q: 「~そう」との違いは何ですか?
    • a: 「~そう」は単なる様態の推測(雨が降りそうだ等)ですが、「んばかりだ」は「~と言わんばかり」のように、より強い比喩や誇張を含んだ描写に使われます。