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JLPT N1 文法「~いかんにかかわらず」

前項の状況や程度、性質がどうであっても、後項の結果や態度に影響を与えないことを表します。「~がどうであるかに関係なく」という意味です。

JLPTレベル:N1
文法項目:~いかんにかかわらず
関連問題:1

代表例題

理由の(  )、一度納入された入学金は返還いたしませんので、あらかじめご了承ください。

選択肢

  1. をものともせず
  2. なくしては
  3. をよそに
  4. いかんにかかわらず

正解:4

解説

【接続】

名詞(+の)+いかんにかかわらず

【意味】

前項の状況や程度、性質がどうであっても、後項の結果や態度に影響を与えないことを表します。「~がどうであるかに関係なく」という意味です。

【解説・使い分け】

1.「~にかかわらず」の非常に硬い文章語的表現で、公用文、法律、公式な声明などで用いられます。2.前項には「理由、結果、成否、合否」など、差異や不確定な要素を含む名詞が来ます。3.規則の絶対性や公平性を強調し、例外を認めないニュアンスがあります。4.「~いかんによらず」とほぼ同義ですが、規定や禁令などでは「いかんにかかわらず」が好まれる傾向があります。

【例文】

1. 性別のいかんにかかわらず、能力のある人材を登用すべきだ。
2. 理由のいかんにかかわらず、無断欠勤は認められない。

【本問題の解説】

「理由が何であっても、入学金は返さない」という公式な規定を述べているため、条件に左右されないことを示す「いかんにかかわらず」が正解です。

学習ポイント

  • 公式な文章語で、規則の説明に多用される
  • 不確定要素を含む名詞に接続する
  • 条件に左右されない絶対性の強調

FAQ

    • q: 「~を問わず」との違いは何ですか?
    • a: 「~を問わず」はより広い場面で使われますが、「~いかんにかかわらず」はより硬い表現で、事の次第や状況(いかん)を問題にしないという決定的なニュアンスが強まります。