benri.jp
benri.jp

便利ジャパン

JLPT N2 文法「にしても」

「~という場合でも」「~だとしても、それに関係なく」という意味です。前項の事実を認めた上で、それに対する話し手の評価や判断を述べます。

JLPTレベル:N2
文法項目:にしても
関連問題:1

代表例題

たとえ冗談(  )、言っていいことと悪いことがある。

選択肢

  1. くせに
  2. にしても
  3. わりに
  4. あまり

正解:2

解説

【接続】

名詞 / 動詞・形容詞普通形(ナ形である・名である) + にしても / にしろ / にせよ

【意味】

「~という場合でも」「~だとしても、それに関係なく」という意味です。前項の事実を認めた上で、それに対する話し手の評価や判断を述べます。

【解説・使い分け】

1.「にしても」:日常会話から書き言葉まで幅広く使われます。2.「にしろ」:やや硬い表現です。3.「にせよ」:最も硬い書き言葉的な表現です。「たとえ~にしても」の形でよく使われ、例外を認めない強い主張をするときに有効です。

【例文】

1. 忙しいにしても、連絡ぐらいはできるはずだ。
2. 理由が何にせよ、無断欠勤は許されない。

【本問題の解説】

「たとえ冗談だとしても(譲歩)、後の判断は変わらない」という文脈なので、譲歩を表す「にしても」が適切です。他の選択肢は意味的に合いません。

学習ポイント

  • 譲歩を表し、後項には評価・判断・命令が来やすい
  • 「にせよ」が最も硬い表現
  • 「たとえ」「いくら」「何(だれ)」等の疑問詞と共起しやすい

FAQ

    • q: 「にしても」と「にしろ」は入れ替えられますか?
    • a: 多くの場合で可能ですが、「行くにしろ行かないにしろ」のように対立する二つを並べる表現では「にしろ・にせよ」が一般的です。