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JLPT N1 文法「~を余儀なくさせる」

「(ある事柄が)対象に対して、~せざるを得ない状況を強制する」という意味です。特定の原因や事態が、人や組織に選択の余地を与えないほど強力に働いたことを表します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~を余儀なくさせる
関連問題:1

代表例題

不慮の事故が、彼の輝かしい将来の計画変更(  )。

選択肢

  1. を余儀なくさせた
  2. を余儀なくされた
  3. と言っても過言ではない
  4. 以外の何物でもない

正解:1

解説

【接続】

名詞 + を余儀なくさせる

【意味】

「(ある事柄が)対象に対して、~せざるを得ない状況を強制する」という意味です。特定の原因や事態が、人や組織に選択の余地を与えないほど強力に働いたことを表します。

【解説・使い分け】

1. 主語は「原因・状況・事実」になります。2. その原因がいかに決定的で抗いがたいものであるかを強調します。3. 叙述的な硬い響きがあり、論評や記事などで使われます。4.「~を余儀なくされる」が被害側の視点であるのに対し、こちらは「原因」を主役に据えた使役表現です。

【例文】

1. 資金不足が、新プロジェクトの断念を余儀なくさせた。
2. 突然の辞任劇が、政界の再編を余儀なくさせた。

【本問題の解説】

「不慮の事故」という原因が、計画変更という事態を強制的に引き起こしたという論理構成であるため、使役の「を余儀なくさせた」が正解です。

学習ポイント

  • 原因や事象を主語とする構文
  • 原因の強力な強制力への焦点化
  • 使役形「させる」による因果関係の提示

FAQ

    • q: 動詞に付きますか?
    • a: 基本的には名詞(動作性名詞)に接続します。「中止」「断念」「変更」などの名詞とともに使われます。