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JLPT N1 文法「~を禁じ得ない」

「~という感情を抑えることができない」という意味です。ある事柄に対して、自然に湧き起こる強い感情が自分の意志ではコントロールできない様子を表します。非常に硬い文章語です。

JLPTレベル:N1
文法項目:~を禁じ得ない
関連問題:2

代表例題

何の罪もない子供たちが戦争の犠牲になるニュースを聞き、激しい憤り(  )。

選択肢

  1. の至り
  2. を禁じ得ない
  3. 極まりない
  4. の極み

正解:2

解説

【接続】

名詞 + を禁じ得ない

【意味】

「~という感情を抑えることができない」という意味です。ある事柄に対して、自然に湧き起こる強い感情が自分の意志ではコントロールできない様子を表します。非常に硬い文章語です。

【解説・使い分け】

1.「憤り」「涙」「同情」「驚き」「笑い」など、内面から沸き起こる感情を表す名詞に付きます。2. 主語は話し手(一人称)に限られますが、通常は省略されます。3. 社会的なニュースや、悲劇的な出来事に対する感想を述べる際によく使われます。

【例文】

1. その映画のあまりの悲しさに、涙を禁じ得なかった。
2. 権力争いに明け暮れる政治家たちの姿に、失望を禁じ得ない。

【本問題の解説】

「戦争の犠牲」という重大なニュースに対し、自発的に湧き上がる強い「憤り」を抑えられないことを述べているため、2が最適です。

学習ポイント

  • 強い感情が自然に湧き出し、制御不能であることの提示
  • 感情名詞(憤り、驚き等)との組み合わせが必須
  • 非常に硬い公式な表現

FAQ

    • q: 主語を他人にできますか?
    • a: できません。話し手自身の内面から湧き出る感情にのみ使います。他人の場合は「~ているようだ」など推量の形にする必要があります。