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JLPT N1 文法「~と思いきや」

「~と思ったが、実際は(予想に反して)~だった」という意味です。事態が予想とは全く逆の結果になり、驚いている様子を表します。主観的な推測が客観的な事実に裏切られた場合に使われます。

JLPTレベル:N1
文法項目:~と思いきや
関連問題:1

代表例題

連休なので高速道路はさぞ混雑している(  )、意外にもスムーズに流れていた。

選択肢

  1. にしたところで
  2. 反面
  3. と思いきや
  4. といってもいい

正解:3

解説

【接続】

動詞・形容詞・名詞の普通形 + と思いきや

【意味】

「~と思ったが、実際は(予想に反して)~だった」という意味です。事態が予想とは全く逆の結果になり、驚いている様子を表します。主観的な推測が客観的な事実に裏切られた場合に使われます。

【解説・使い分け】

1. 類似表現の「~かと思ったら」に比べ、より硬い響きがあり、書き言葉や格調高い叙述で好まれます。驚きの度合いもより深いです。2.「いきや」は文語の打ち消し疑問形に由来する表現で、やや文学的な色彩を帯びます。3. 後件には予想に反する客観的な事実が続き、話し手の意志や命令は来ません。

【例文】

1. やっと合格したと思いきや、入学金が払えなくて断念せざるを得なかった。
2. 厳しい叱責が来るかと思いきや、部長は優しく微笑んで励ましてくれた。

【本問題の解説】

「連休だから混雑するだろう」という常識的な予想に対し、実際は「スムーズだった」という逆の結果を述べて驚きを表しているため、「と思いきや」が正解です。

学習ポイント

  • 意外な結果に対する驚きの表明
  • 硬い書き言葉的ニュアンス
  • 後件に客観的事実が来る

FAQ

    • q: 否定形にも接続できますか?
    • a: はい、可能です。「来ないと思いきや、来た」のように、予想の逆転というロジックは変わりません。