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JLPT N1 文法「~といえなくもない」

二重否定による婉曲的な肯定を表し、「~と言うこともできる」「~という可能性も否定できない」という意味です。断定を避けつつ、ある判断が一定の範囲で成立することを慎重に述べるときに使われます。

JLPTレベル:N1
文法項目:~といえなくもない
関連問題:1

代表例題

条件次第では、彼の計画を承認する余地が(  )。

選択肢

  1. どころか
  2. ~といえなくもない
  3. ないまでも
  4. といったところだ

正解:2

解説

【接続】

名詞 / 動詞・形容詞の普通形 + といえなくもない

【意味】

二重否定による婉曲的な肯定を表し、「~と言うこともできる」「~という可能性も否定できない」という意味です。断定を避けつつ、ある判断が一定の範囲で成立することを慎重に述べるときに使われます。

【解説・使い分け】

1. 日本語らしい控えめな表現で、100%ではないが、ある側面から見れば認められるというニュアンスです。2. 自分の意見を押し付けたくないときや、消極的な承認を与える際に効果的です。3.「~と言える」に比べ、非常に慎重で、時として「消去法で考えればそうなる」といったニュアンスが含まれることもあります。

【例文】

1. この映画は、一種の教育映画だといえなくもない。
2. 努力次第では、彼が成功する可能性もといえなくもない。

【本問題の解説】

「承認する余地がある」という判断を、「条件次第では」という保留を付けながら慎重に肯定しているため、「といえなくもない」が正解です。

学習ポイント

  • 二重否定による控えめな肯定
  • 断定を避ける慎重な言い回し
  • 評価や可能性の消極的な承認

FAQ

    • q: 「~ないことはない」との違いは?
    • a: 「~ないことはない」は事実や能力(~できる)について言いますが、「といえなくもない」は評価や解釈(~という見方もできる)について言及する際に使われます。