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JLPT N1 文法「~(で)なくてなんだろう」

「これこそが~である(まさに~だ)」という非常に強い断定や感嘆を表します。反語(~ではない、と言えるだろうか? いや、~だ)の形をとることで、話し手の感動や確信を強調します。

JLPTレベル:N1
文法項目:~(で)なくてなんだろう
関連問題:1

代表例題

自分の命を懸けてまで他人の子供を救った彼女の行動。これが愛(  )。

選択肢

  1. を余儀なくされたのだ
  2. 以外の何物でもないだろう
  3. のしようがないだろう
  4. でなくてなんだろう

正解:4

解説

【接続】

名詞 + でなくてなんだろう

【意味】

「これこそが~である(まさに~だ)」という非常に強い断定や感嘆を表します。反語(~ではない、と言えるだろうか? いや、~だ)の形をとることで、話し手の感動や確信を強調します。

【解説・使い分け】

1. 話し手の強い思い入れや感動が込められる表現です。2.「愛、宿命、奇跡、芸術」といった、抽象的で感動を呼ぶような名詞とともに使われることが多いです。3. 文学的な表現で、スピーチやエッセイなどで効果的に使われます。4.「~以外の何物でもない」が論理的な断定に近いのに対し、こちらは感情的な訴えかけが強いです。

【例文】

1. これほど多くの偶然が重なるとは、運命でなくてなんだろう。
2. 厳しい練習に耐え抜いた彼の姿こそ、執念でなくてなんだろう。

【本問題の解説】

「自分の命を懸ける」という崇高な行為に対し、「これこそが愛だ」と感嘆を込めて強調しているため、反語表現の「でなくてなんだろう」が最適です。

学習ポイント

  • 反語による強い肯定と詠嘆の提示
  • 感動や驚きといった話し手の主観が強い表現
  • 「まさに~だ」と心から思う場面で使用

FAQ

    • q: 「ではないか」との違いは何ですか?
    • a: 「ではないか」は軽い確認や提案にも使われますが、「でなくてなんだろう」は「これ以外に呼びようがない」という極限の強調と感動を伴います。