benri.jp
benri.jp

便利ジャパン

JLPT N1 文法「~べく」

「~しようと思って」「~するために」という意味です。ある目的を達成するために意志を持って行動することを表す、非常に硬い書き言葉です。

JLPTレベル:N1
文法項目:~べく
関連問題:1

代表例題

新種のウイルスに対するワクチンを開発(  )、研究者たちは昼夜を問わず研究を続けている。

選択肢

  1. すべく
  2. んばかりに
  3. と相まって
  4. ずじまい

正解:1

解説

【接続】

動詞の辞書形 + べく(「する」は「すべく」または「するべく」)

【意味】

「~しようと思って」「~するために」という意味です。ある目的を達成するために意志を持って行動することを表す、非常に硬い書き言葉です。

【解説・使い分け】

1.「目的」に重点を置いた表現です。2. 文語の助動詞「べし」の連用形に由来します。3. 後項には意志的な積極的動作が来ます。4.「~ために」よりも主観的な意図が強く感じられます。5. 注意点として、後項に依頼・命令・勧誘などの文は来ません。

【例文】

1. 恩師に会うべく、数年ぶりに故郷を訪ねた。
2. 彼は真相を解明すべく、独自に調査を始めた。

【本問題の解説】

「ワクチンを開発する」という明確で崇高な目標のために努力している文脈であるため、目的を表す「すべく」が正解です。サ変動詞の接続(すべく)にも注目してください。

学習ポイント

  • 明確な主観的目的の提示
  • 硬い公式な書き言葉
  • サ変動詞の接続(すべく)に注意

FAQ

    • q: 「~ようとして」との違いは?
    • a: 「~ようとして」は動作の直前や試みを表すことが多いですが、「~べく」は長期的な目的のための具体的な意志的行動というニュアンスが強いです。