Q: あの日、一言相談してくれれば私にできる限りの協力はした( )、黙って一人で抱え込んでしまうなんて。
解説
傾向分析:
この問題は基礎的な内容です。このレベルの核心となるポイントを確実にマスターしましょう。
【接続】動詞・形容詞の普通形(ナ形容詞は「な」) + ものを
【意味】逆接の確定条件を表し、「~すればよかったのに、実際は~だ」という残念な気持ち、不満、後悔、非難などを強調します。理想的な結果が期待できたのに、それをしなかったために残念な結果になったことを嘆く表現です。
【解説・使い分け】1.「~ば・~たら・~なら」といった仮定の表現と共に使われることが非常に多いです。2. 後件には期待に反した事実が来ますが、文末で省略して「~ものを……(残念だ)」と余韻を残すこともあります。3.「~のに」と似ていますが、「ものを」はより感情的で、詠嘆や「どうして~しなかったのか」という相手への非難の響きが強くなります。4. 文章語的な響きがあり、独り言のような回想や批判によく使われます。
【例文】
1. 早く病院に行けばすぐに治ったものを、我慢したから悪化してしまった。
2. 知っているなら教えてくれればいいものを、彼は最後まで黙っていた。
【本問題の解説】「相談してくれれば協力できた」という仮定の好ましい結果に対し、「黙って抱え込んだ」という現状を非難・残念がっているため、「ものを」が最適です。
正答率: 68%
学習ポイント
・残念な結果に対する後悔、嘆き、非難を表す
・仮定形「~ば・~たら」との呼応が多い
・「~のに」よりも感情的な詠嘆の響きを持つ